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レンガ造りの家の魅力

2018/8/29

※掲載中の画像はイメージです。

洋風の外観でカッコよさや重厚感のあるレンガの家にあこがれる方は少なくありません。

見た目のイメージだけではなく、レンガは機能性からも優れた建材の一つといえるでしょう。

今回は、そんなレンガの家についての情報をいくつかご紹介したいと思います。

レンガ造りの家の魅力

レンガの歴史

レンガは土をこねて型枠に入れて形成し、天日で干した日干して作られます。

その歴史は古く、紀元前4000年頃から建築の歴史に現れます。その後、焼く工程の入った焼成レンガが、紀元前3000年頃に現れます。

日本にレンガが伝わってきたのは、幕末から明治の文明開化にかけて。

1870年頃に日本で初のレンガ工場ができたとされています。

ちなみにレンガは「煉瓦」と書きます。

レンガ造りの建物は今も残っています。横浜赤レンガ倉庫や東京駅などです。

地震大国の日本にとって、関東大震災以降レンガは住居には向かないと判断され、一時期は住宅にほとんどレンガを使わなくなりました。

 

 

再び、レンガの家が可能になった理由

従来のレンガ造りの建物は、一般的にレンガ間をモルタルで接着して造られていました。

この方法ですと、十分な耐久性が得られず、耐震性建築基準法に基づいた強度を確保できないため、建築許可がおりない時期がありました。

しかし、レンガ内部に基礎から鉄筋を通すことにより、強度問題は解決され、再び住宅建材として用いられるようになったのです。

 

 

レンガ造りのメリット・デメリット

レンガ造りのメリット

メンテナンスが少なくて済む

上記でものべた、鉄筋を通されたレンガは耐久性が高く、メンテナンスフリーに近い存在です。

レンガを基礎から積み上げられた外壁は、タイル貼りのような剥離の懸念も必要ありません。

また、欧米ではレンガ自体の色の変化も含めた見た目の経年劣化も趣とする考え方があり、そういった点でもメンテナンスをほとんど必要としないというメリットを叶えています。

 

熱性能と蓄熱性能

レンガは耐熱性能、蓄熱性能を持ちます。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるでしょう。 レンガの内部には、無数の小さな気泡が存在します、多少ながらもレンガそのものが断熱効果を持つことになります。

 一年中、一定の室内温度を保たなくてはならない大型倉庫などで、古くからレンガが用いられてきたのは、レンガの持つ温度調整機能を利用するためでもあるのです。

 

耐火性

「焼成」と呼ばれる作業工程を持つレンガですから、当然その耐火性は高く、火事の時には火の燃え広がりを抑えることができます。 隣家で火事が起きた場合でも、貰い火からの引火を防ぐこともできるでしょう。

レンガ造りのデメリット

リフォームが難しい

屋内で壁をレンガにしたり、部分的にレンガを用いたりする程度なら問題はありませんが、レンガ積みの外壁には大掛かりな工事やコストを要することになるでしょう。

 

熱性では注意が必要

先ほど、夏は涼しいと述べましたが、施工方法によってはレンガの蓄熱機能が夏場において悪い方向へ働く場合もあります。

内断熱や通気性は確保できるかどうかの工夫は必要になるでしょう。

 

建築家や施工業者が少ない

外壁素材としてのレンガは日本ではどちらかというと用いられない素材であるためか、レンガの扱いに慣れた技術者はあまり多くいません。

レンガの施工には、レンガの特性をきちんと把握し、実績を持つ業者を選ぶようにしましょう。

 

坪単価が高く工期が長い

レンガ造りの家は、その工程内容から、どうしても他の一般的な素材を使用した場合より工期が長くなってしまいます。また、素材自体もサイディングやモルタル、ALCなどに比べると高価であるため、コストも高くなってしまいます。

 

 

終わりに…

レンガ造りのデザイン性のみを求める場合は、レンガタイルを貼ることで比較的簡単にレンガ造りの雰囲気を出すことも可能になるでしょう。

デメリットを考慮しても、その趣のある見た目や、長い歴史の移り変わりのなかで存在してきたレンガには心を惹きつけられる魅力があります。

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